盛岡市出身で大リーガーの菊池雄星投手(33)が自ら監修し、岩手県花巻市にオープンした屋内野球施設「キング・オブ・ザ・ヒル(KOH)」で18日、自主トレーニングを本格的に始めた。 菊池選手はこの日、下半身を重点的に鍛える様子を約30分間、報…

 盛岡市出身で大リーガーの菊池雄星投手(33)が自ら監修し、岩手県花巻市にオープンした屋内野球施設「キング・オブ・ザ・ヒル(KOH)」で18日、自主トレーニングを本格的に始めた。

 菊池選手はこの日、下半身を重点的に鍛える様子を約30分間、報道陣に公開した。130キロの重りをつけたバーベルを持ち上げたり、ゴムのチューブでトレーナーに引っ張られながら高く跳躍したりして汗を流した。

 アストロズからフリーエージェント(FA)になった菊池投手。KOHが開業した17日の記者会見では「野球は夏のスポーツだと思われがちだが、冬のスポーツ。冬にいかに計画的に練習するかで、シーズン中の結果が決まってくると思う。どこに行ってもいいように準備している」と意気込みを語っていた。

 KOHのプログラム責任者で、菊池投手のトレーニングを15年間担当する清水忍さん(57)は「彼のフィジカルはこれからますます良くなる」と話した。(伊藤恵里奈)