勝利で2024年を締めくくる。森保監督は中国メディアを中心に、報道陣約150人が集った中で登壇。9月にホームで7―0と大勝したが、現在は2連勝中と好調の相手との再戦に「(前回の)結果は一度忘れて、0―0からまた試合が始まるという気持ちで挑…

 勝利で2024年を締めくくる。森保監督は中国メディアを中心に、報道陣約150人が集った中で登壇。9月にホームで7―0と大勝したが、現在は2連勝中と好調の相手との再戦に「(前回の)結果は一度忘れて、0―0からまた試合が始まるという気持ちで挑む。勝ち点3をつかめるようにチャレンジしたい」と鋭い目つきで言い切った。

 22年12月のカタールW杯スペイン戦から、日本は歴代最多を更新する26試合連続得点中。中国戦で得点すれば記録更新とともに、2年間、無得点なしとなる。長距離移動を含めた中3日の連戦だけに、先発を入れ替える可能性もある。「常に招集した選手全員が戦力。まだ起用されてない選手も自分たちにはチャンスがあると感じてもらえればうれしい」と呼びかけた。

 アウェーの中国戦は15年以来9年ぶり。敵地戦では悪質なラフプレーやサポーター暴動が起きた歴史がある。約6万人収容のスタジアムはチケットが完売したとの現地報道もあり「アウェーで非常に厳しいが、覚悟して戦わないといけない」と気を引き締めた。

 中国代表・イバンコビッチ監督「日本はワールドクラスの強いチームだが、今回はホームで十分に準備ができている。選手はベストを尽くすだろう」