メジャー史上5位の通算696本塁打、MVPには3度輝いたレジェンド、アレックス・ロドリゲス氏(49)が18日、東京都内の米国大使館を訪問。大学生ら約100人を前に講演会を行い、ドジャース・大谷翔平選手(30)の魅力を語った。 A・ロッド氏…

 メジャー史上5位の通算696本塁打、MVPには3度輝いたレジェンド、アレックス・ロドリゲス氏(49)が18日、東京都内の米国大使館を訪問。大学生ら約100人を前に講演会を行い、ドジャース・大谷翔平選手(30)の魅力を語った。

 A・ロッド氏は新たな歴史の先駆者へ敬意のまなざしを向けた。「ベーブ・ルースがMLBを、モハメド・アリはボクシングの、トム・ブレイディはフットボールの歴史を変えました。そしてマイケル・ジョーダンはNBAの歴史を変えたわけですけれども、大谷選手の歴史的なこの活躍はそれをさらに超える勢いがある」と、大谷がすでに各界のレジェンドたちを超越した存在になりつつあることを断言した。

 その理由については、「日本とアメリカ。2つの国をつなげているから」と、さまざまな歴史的偉業で日米の架け橋になっていると説明。大谷効果は経済的な側面にとどまらず、第2の大谷発掘へ「大きな注目が国を超えて日本に向けられている」と強調した。国境を越えた大谷フィーバーがレジェンドの言葉とともに、新たな新時代へと継承されていく。