パリ五輪のフェンシング女子フルーレ団体で銅メダルした東晟良(共同カイテック)が18日、都内で取材に応じ、味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)イースト(東京都北区)の建物内の壁が崩落した日に、同施設に居合わせたことを明かした。 崩…

 パリ五輪のフェンシング女子フルーレ団体で銅メダルした東晟良(共同カイテック)が18日、都内で取材に応じ、味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)イースト(東京都北区)の建物内の壁が崩落した日に、同施設に居合わせたことを明かした。

 崩落した当時、東は1階にあった食堂で食事中だったという。「音がババババババーみたいな、えっ?となった。(もし)早く食べ終わったりしてたら、危なかったなとか思った。怖かったです」と率直な感想を口にしつつ、「(崩落した場所は)パラの選手が待ち合わせとかしていて、お昼時は人が多い。いないのが逆に珍しいぐらい。だからみんな『うわ、よかった』って言っていた」と、けが人がいなかったことに安堵(あんど)した。

 フェンシング場は使用不可となり、以前使っていた別の施設で練習をすることになった。「荷物とか、わざわざ持っていったり、置いとけないので大変です」と話した。