日本ハムからドラフト4位指名された清水大暉投手(前橋商)が18日、群馬県前橋市の前橋商で仮契約した。契約金は3500万円、年俸は530万円(金額は推定)。「毎日プロ野球選手としての自覚をもってやっていきたい」と誓い、「球界を代表するような…
日本ハムからドラフト4位指名された清水大暉投手(前橋商)が18日、群馬県前橋市の前橋商で仮契約した。契約金は3500万円、年俸は530万円(金額は推定)。「毎日プロ野球選手としての自覚をもってやっていきたい」と誓い、「球界を代表するような、勝ち続けられるピッチャーになっていきたい」と語った。
巨人・井上温大投手は高校の先輩にあたる。プレミア12の豪州戦は自宅でテレビ観戦。先輩の好投に「もともとすごいピッチャーと思っていましたが、よりすごい人だなと改めて認識しました」と言う。「まだまだ自分が叶わない存在ですが、いずれは抜かさなきゃいけない存在だと思っている」とし、「いずれ井上さんを超えられるようなストレートを投げられるようにしたい」と目標を掲げた。
身長193センチ、体重96キロの恵まれた体。大渕スカウト部長も「体のバランスというか肉付きとか骨格とか今年見た中でも、非常にいい選手」と絶賛する。清水は「昔から細い細いと言われていて、高校に入ってからも当初は細いと言われていて、体重を増やして体を大きくするっていうのはずっと課題にしていた」という。晩ご飯で多いときには弟と米6合を食べた。ウエートトレーニングも併用。現在の体を作り上げた。
座右の銘は「不動心」。高校1年の時、左膝半月板損傷で手術し、療養中に読んだ本が松井秀喜氏の著書「不動心」だった。松井氏も同じ箇所を負傷しており「どうやって克服したかとか、松井さんのプレースタイルも書かれている。感動したので。今もその気持ちでやっています」と明かす。
「自分の持ち味は球場の雰囲気を変えるピッチング、チームの勝利を呼び寄せるピッチング。そのピッチングをエスコンフィールドで見せられるようにしたい」。遠くない将来、動じない心で、エスコンフィールドのマウンドに立つ。