【神奈川】川崎市中原区の等々力陸上競技場を発着点に多摩川河川敷などを走る「かわさき多摩川マラソン2024」(市や市教育委員会など主催)が17日に開かれ、計約7千人が力走した。 大会は1986年に「川崎市民マラソン」として始まり36回目。今…

 【神奈川】川崎市中原区の等々力陸上競技場を発着点に多摩川河川敷などを走る「かわさき多摩川マラソン2024」(市や市教育委員会など主催)が17日に開かれ、計約7千人が力走した。

 大会は1986年に「川崎市民マラソン」として始まり36回目。今回は川崎市制100周年の記念大会と位置づけられた。

 ハーフマラソン▽10キロ▽3キロ▽未就学児も走るファミリーファンランニング(約1キロ)▽車いすラン(約2キロ)▽新設のペアランニング(10キロ)の6種目。ペアランニングは2人1組で合計タイムを競う。

 3キロと車いすランのスターターをサッカーJ1・川崎フロンターレ元選手の中村憲剛さんが務めたほか、市出身でパラリンピック水泳金メダリストの成田真由美さんが車いすランに参加した。

 10キロに出場した川崎市宮前区の団体職員、北村徹弥さん(53)は「多摩川沿いは開けて気持ちがよく、あきなかった。河川敷で野球をする人たちもいて、川崎はスポーツの街だと実感した」と話した。(佐藤英法)