ブラジル代表FWネイマール(32)の古巣帰還が現実味を帯びてきているようだ。ブラジル『ESPN』が伝えている。 2023年8月にパリ・サンジェルマン(PSG)からサウジアラビアのアル・ヒラルへ完全移籍したネイマール。しかし、ブラジル代表の活…

ブラジル代表FWネイマール(32)の古巣帰還が現実味を帯びてきているようだ。ブラジル『ESPN』が伝えている。

2023年8月にパリ・サンジェルマン(PSG)からサウジアラビアのアル・ヒラルへ完全移籍したネイマール。しかし、ブラジル代表の活動中に左ヒザ前十字じん帯損傷と半月板断裂の重傷を負い、約1年間ピッチを離れていた。

その後、先月に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のアル・アイン戦で待望の戦列復帰を果たしたが、直後に行われたエステグラル戦で右ハムストリングを痛めて再離脱となった。

そのスーパースターに関しては契約が2025年夏(1年の延長オプションも)まで残っているが、クラブ内ではすでに不要論も飛び出しており、早期の契約解除を求める可能性が浮上している。

そして、新天地の有力な候補となっているのが、プロキャリアをスタートした古巣のサントスだ。

以前から復帰の可能性が取り沙汰されたサントスは先日に1年でのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA復帰を決定。その際にマルセロ・テイシェイラ会長は「(我々は)明確で客観的であり、彼の父親とスタッフもそれ(復帰要請)を知っている。彼には有効な契約があるため、我々は待たなければならない」と、ネイマール帰還に向けて連絡を取り合っていることを明かした。

さらに、サントスのライバルクラブであるパウメイラスのレイラ・ペレイラ会長も直近の会見で「ネイマールは素晴らしいプレーヤーですが、私たちのクラブには来ないはずです。(ネイマールの決断に)全く問題はないですが、彼はここには来ないですし、彼はサントスに行きます」と、ブラジル代表FWの古巣帰還が既定路線になっていることを認めている。

直近では代理人を務めるピニ・サハビ氏が「ネイマールがアル・ヒラルを離れるという話は進行中ではない。彼は契約を結んでおり、そこでとても幸せだ。ネイマールの父と私、我々だけがネイの将来について話せる人間だ。最近の噂がどこから来ているのかはわからない」と、否定の動きも見せているが、スーパースターの去就はいかに…。