【神奈川】西さがみの豊かな自然や歴史、文化に親しむウォーキング大会「第24回城下町おだわらツーデーマーチ」が16日、始まった。この日は小田原市と箱根町に設けられた3コースを2195人が歩いた。17日は同市と真鶴、湯河原両町を巡る。各市町や…

 【神奈川】西さがみの豊かな自然や歴史、文化に親しむウォーキング大会「第24回城下町おだわらツーデーマーチ」が16日、始まった。この日は小田原市と箱根町に設けられた3コースを2195人が歩いた。17日は同市と真鶴、湯河原両町を巡る。各市町や日本ウオーキング協会、朝日新聞社などの主催。

 初日の20キロ、10キロ、5キロの各コースは、いずれも小田原城址(じょうし)公園がスタートとゴール。早朝から集まった参加者たちは、コースごとに元気よく小田原城の銅(あかがね)門から歩き出した。

 開成町の伊藤由里子さん(55)は、次女の万里さん(16)と一緒に愛犬を連れて10キロコースに参加した。12歳のゴールデンレトリバーは「おっとりした性格で散歩が大嫌い」といい、「今日は周りの雰囲気で動いてくれるんじゃないかな。綱引きしながらでも完歩したい」。

 千葉県柏市の小学5年、佐藤優花さん(11)は祖父母と一緒に5キロコースを歩く。「小田原は初めて。歩きながらどんなところを見られるのか楽しみ」と話していた。(清水敬久)