第103回全国高校サッカー選手権静岡県大会(県サッカー協会など主催)の決勝が16日、袋井市のエコパスタジアムであった。静岡学園が浜松開誠館を2―0で破り、2年連続15回目の優勝を果たした。12月28日に開幕する全国大会に県代表として出場す…
第103回全国高校サッカー選手権静岡県大会(県サッカー協会など主催)の決勝が16日、袋井市のエコパスタジアムであった。静岡学園が浜松開誠館を2―0で破り、2年連続15回目の優勝を果たした。12月28日に開幕する全国大会に県代表として出場する。
静岡学園は前半21分、相手守備陣がクリアしきれずに高くバウンドしたボールに、FW乾皓洋選手が感度よく反応して、相手守備陣の間を抜く先制のゴール。後半は雨の中、激しい攻防が続いたが、アディショナルタイムにMF天野太陽選手が相手守備陣のパスを奪い、そのままキーパーの頭を越すロングシュートを決めた。
先制点を挙げた乾選手は「自分が点をとればチームに貢献できる。全国優勝を目指したい」と抱負を語った。川口修監督は「今年の優勝は格別にうれしい。苦労して最後に選手権で結果を出せた。全国大会に向けてチームの成熟度をさらに高めていきたい」と話していた。(桑山敏成)