「阪神紅白戦、白組２－１紅組」（１６日、安芸市営球場）　安芸のファンへ快音を届けた。紅組４番の阪神・佐藤輝明内野手が初回に門別から中前打。「結果は別として、今日もいいスイングができたので良かったです」。三回は津田から四球を選び、好機拡大。…

　「阪神紅白戦、白組２－１紅組」（１６日、安芸市営球場）

　安芸のファンへ快音を届けた。紅組４番の阪神・佐藤輝明内野手が初回に門別から中前打。「結果は別として、今日もいいスイングができたので良かったです」。三回は津田から四球を選び、好機拡大。今年最後の実戦を３試合連続安打で締め、手応えを深めた。

　今キャンプの紅白戦で新たな可能性を首脳陣に示した。３日は２番、９日は１番に入り、この日は「４番・三塁」で出場した。計６打数３安打２四球。ひたむきに課題と向き合う姿に藤川監督も賛辞を惜しまない。

　「打ちにいきながらですけど、しっかり結果が出ますしね」。熱心に守備に取り組む姿勢も含めて、「彼がうまくオフシーズンに入っていけるように、というのはできている」とニンマリだ。

　プレミア１２では後輩・森下が活躍中。前夜の韓国戦はリアルタイムで視聴し、「まだ続くと思うので頑張ってほしい」とエール。同期の朗報にも表情が緩んだ。今季限りで阪神を戦力外となった岩田のＤｅＮＡ入りが発表され「良かった。敵になるので嫌なところはあるけど頑張ってほしい。頑張って打ちたい」と対戦を心待ちにした。