「阪神紅白戦、白組2-1紅組」(16日、安芸市営球場) 収穫を得て、今年最後の実戦登板を終えた。白組先発の阪神・門別啓人投手は自己最速にあと1キロに迫る150キロを計測。「真っすぐはシーズン中よりは良くなってきている。打たれはしましたけど…
「阪神紅白戦、白組2-1紅組」(16日、安芸市営球場)
収穫を得て、今年最後の実戦登板を終えた。白組先発の阪神・門別啓人投手は自己最速にあと1キロに迫る150キロを計測。「真っすぐはシーズン中よりは良くなってきている。打たれはしましたけど感覚的には悪くなかった」。課題として取り組んできた直球に手応えを口にした。
初回無死。山田への2球目だった。「(感覚が)良かったと思ったら150出てたんで。ちょっと盛ってるかもしんないけど(笑)。でも良かったです」。ボールが指に掛かった感触が、数字に直結したことを喜んだ。
立ち上がりは1点を奪われたが、二回は直球を軸とした投球で三者凡退。2回2安打1失点に「ファウルを取れたりとか前よりは強さがあるな、と」。3日の紅白戦からの前進を感じ取った。
「ここから上げて沖縄でキャンプインできるように」。3年目の飛躍に向けて気を引き締めた。