「ラグザス presents WBSCプレミア12・1次リーグB組、台湾代表1-3日本代表」(16日、台北ドーム) 侍ジャパンが台湾との全勝対決を制し、開幕3連勝。2次リーグ進出へ前進した。 台湾の大応援が響き渡る完全アウェーの一戦。だが…

 「ラグザス presents WBSCプレミア12・1次リーグB組、台湾代表1-3日本代表」(16日、台北ドーム)

 侍ジャパンが台湾との全勝対決を制し、開幕3連勝。2次リーグ進出へ前進した。

 台湾の大応援が響き渡る完全アウェーの一戦。だが、立ち上がりから主導権を握った。一回、森下の右犠飛で1点を先制。三走・桑原が気合のヘッドスライディングで本塁を陥れた。

 三回には、2死三塁から辰己の適時二塁打で1点を追加。四回、この日スタメン出場した源田が侍ジャパンでの自身初本塁打となる右越えソロを放ち、リードを広げた。

 投げては、先発の才木が5回2/3を3安打無失点と力投。国際主要3大会(五輪、WBC、プレミア12)で日本代表に招集された阪神投手の白星は、これが初となった。

 2番手・鈴木、3番手・北山とつなぐ継投。北山が七回にソロを浴びたが、2点リードの九回は大勢を投入して逃げ切った。

 井端監督は「勝てて良かった。投手陣が頑張ってくれた。台湾の応援がすごくてうまくゲーム運びができなかったが、選手が頑張ってくれた。源田はずっと状態がよく、いいところで出てくれた。才木はゼロで抑えて帰ってきてくれたので、次も期待したい」とうなずいた。