ソフトバンク21年ドラフト1位の風間球打投手(21)が背番号3桁からの巻き返しを誓った。来季構想から外れたが、背番号1を返上して育成選手として再契約。年俸は現状維持の1000万円でサインした。「支配下を目指して、初心に戻ってしっかりやりたい…

ソフトバンク21年ドラフト1位の風間球打投手(21)が背番号3桁からの巻き返しを誓った。来季構想から外れたが、背番号1を返上して育成選手として再契約。年俸は現状維持の1000万円でサインした。「支配下を目指して、初心に戻ってしっかりやりたい」。オフのノルマとして、現在100キロ近くある体重の10キロ減を掲げた。「高校の時のように体のキレを出していきたい。しっかり追い込んで絞っていきたい」と力を込めた。

○…22年ドラフト1位のイヒネが攻守のスケールアップを誓った。契約更改交渉に臨み、現状維持の800万円でサイン。プロ2年目の今季はウエスタン・リーグで82試合出場したが、打率1割7分7厘、2本塁打、19打点にとどまり、内野での失策数は20を数えた。「実力のなさを痛感するシーズンでした。成長して、少しでもいい結果を残せるように」。1軍デビューを目指して鍛錬に励む。

○…大野が契約更改交渉に臨み、20万円増の520万円でサインした。鹿児島の離島、大島出身の2年目左腕は今季、2軍公式戦デビューを飾り5試合に登板。ウエスタン・リーグ初勝利を含む2勝を挙げ、防御率1・93の安定感を見せた。オフは今季限りで現役を引退した和田の長崎自主トレに2年連続で参加する予定。「1軍に食い込めるように」とレベルアップを誓った。

○…来季4年目の左腕、木村大が1軍デビューを期した。契約更改交渉に臨み、20万円増の年俸570万円でサイン。今季はウエスタン・リーグ4試合に登板し、2軍戦初勝利を含む2勝1敗、防御率2・19だった。「自分の投球をすれば2軍でも抑えられる。少し自信になった年になりました。(来季は)2軍の(先発)ローテーションで投げて、1軍で1試合でも投げられるように」と力を込めた。

○…川原田が春季キャンプでの復活に照準を定めた。来季構想から外れて育成選手として再契約。年俸は現状維持の570万円でサインした。プロ4年目の今季は2月に右足首を痛め、8月に手術を受けた。現在もリハビリ中で「ケガを治すことしか今は考えていないです。気持ち的には、2月のキャンプインからしっかり動ける状態にしていきたい」と巻き返しを誓った。