◆大相撲九州場所7日目(16日・福岡国際センター) 左肩などを痛めていた幕内・御嶽海(出羽海)が強行出場。左でん部付近に痛々しいテーピングをつけて土俵に上がるも幕内・隆の勝(常盤山)に右差しを許して、力なく寄り切られた。2敗目に「大変だけど…

◆大相撲九州場所7日目(16日・福岡国際センター)

 左肩などを痛めていた幕内・御嶽海(出羽海)が強行出場。左でん部付近に痛々しいテーピングをつけて土俵に上がるも幕内・隆の勝(常盤山)に右差しを許して、力なく寄り切られた。2敗目に「大変だけど、待っている地方のお客さんのためにも休場という選択はできなかった」と明かした。

 6日目の琴勝峰戦を突き落としで勝ったが、土俵下で左肩と左腰付近を痛めて動けなくなり、担架で運ばれた。「落ちたときの衝撃で痛めた。足は打撲で、肩は完全に外れたわけはない」と説明。電気を流すなどの治療をし、痛み止めを飲んだ。元大関は「以前右(肩)をやったことがあるけれど、打撲は筋肉なので(つらい)」と明かした。今後も患部を温めるなどし治療を続け、出場を続ける意向だ。