11月16日の京都11R・アンドロメダS(芝2000メートル=15頭立て、3歳上オープン、リステッド)は、8番人気のデシエルト(牡5歳、栗東・安田翔伍厩舎、父ドレフォン)が逃げ切った。芝は2022年日本ダービー(15着)以来で、芝の勝ち星…

 11月16日の京都11R・アンドロメダS(芝2000メートル=15頭立て、3歳上オープン、リステッド)は、8番人気のデシエルト(牡5歳、栗東・安田翔伍厩舎、父ドレフォン)が逃げ切った。芝は2022年日本ダービー(15着)以来で、芝の勝ち星は22年3月の若葉S以来2勝目となる。勝ち時計は1分58秒6(良)。

 岩田康誠騎手は「きょうはハナを切る気持ちで、負けたら仕方ないと思っていました。馬場も向いたし、馬がパワフルに戻って具合も良かったけど、力はあると思います。ダートだとまた違うけど、やっぱり2、3番手よりこの競馬(ハナ)。次にどんな競馬をするかだね」と次を見据えていた。

 安田翔調教師は「内が荒れてるけど、ラチ沿いをピッタリ走らせようとジョッキーと話していました。最近、ガツンとくることがなく、逃げて前進気勢を強くして今後に生かすレースをと思っていました。ダートだと1800メートルでも(ハナに)行けないので、どうしても行きたくて芝2000メートルを使いました。2角まで出して行けば周りもついてこないだろうと。3角まで息を入れて反応できるかどうかと思っていました。結果的にラッキーでしたが芝、ダートを含めて次に生きれば」と笑顔が弾けた。