日本ハムは１６日、北浦竜次投手（２４）、安西叶翔投手（２０）と育成選手契約を締結したと発表した。背番号は北浦が「１６３」、安西が「１５４」。また育成の加藤大和投手、浜田泰希内野手、藤田大清外野手が契約更改した。　今季、開幕１軍入りを果たし…

　日本ハムは１６日、北浦竜次投手（２４）、安西叶翔投手（２０）と育成選手契約を締結したと発表した。背番号は北浦が「１６３」、安西が「１５４」。また育成の加藤大和投手、浜田泰希内野手、藤田大清外野手が契約更改した。

　今季、開幕１軍入りを果たした北浦は４月に２勝を挙げたが、５月６日を最後に２軍に降格したままシーズン終了。１０月２８日に戦力外通告を受け、育成契約を打診されていた。この日、契約を結んだ鎌ケ谷スタジアムで「『期待している』ということはずっと言われていたので、応えられるように。そういう姿は見せたいので、ちゃんとやっていくだけです」と話した。

　今季はキャンプからアピールを続けて、シーズン当初は１５０キロ超の剛球を武器に登板。新庄監督の評価も高かった。だが、長続きしなかったことが自身の反省点。「シーズン前半よくて後半落ちに落ちたので、しっかり体力面を。初心に戻ってしっかりやっていきたいと思います。来年のキャンプも変わったって思われるような体作りをしていきたい」と誓った。

　投球フォームの見直しにも取り組む。「僕、上半身投げなので、それこそ今、プレミア１２で見ていて、左ピッチャーの方は足を使って投げているっていうのがあるので、下半身は特にアピールするポイントでもあるので、足を使ってなおかつ上でもしっかり投げられる体の動きをしていこうかなと思います」と話した。

　「死ぬ気で上がるしかない」と決意を語る。再びはい上がってみせる。