サッカーの全国高校選手権の東京Aブロック決勝が16日、駒沢陸上競技場で行われ、帝京が国学院久我山を2―1で下し、15年ぶりの出場を決めた。 前半18分に先制を許したが、前半34分に背番号10番のエースFW森田晃が同点ゴールを決めると、試合…

 サッカーの全国高校選手権の東京Aブロック決勝が16日、駒沢陸上競技場で行われ、帝京が国学院久我山を2―1で下し、15年ぶりの出場を決めた。

 前半18分に先制を許したが、前半34分に背番号10番のエースFW森田晃が同点ゴールを決めると、試合終了間際の後半39分に、エリア内で倒されて獲得したPKを、途中出場のMF土屋裕豊が決めて勝ち越し。5分のアディショナルタイムに国学院久我山の猛攻を浴びたが、最後までリードを守り抜いた。「カナリア軍団」と呼ばれ、6度の優勝を誇る名門が、選手権の舞台に戻ってきた。