「女子ゴルフ・大王製紙エリエール・レディース・第3日」(16日、エリエールGC松山=パー71) 初日から首位を守る山下美夢有(23)=加賀電子=が7バーディー、ボギーなしの64をマーク。通算19アンダーで、2位の鈴木愛、政田夢乃に4打差を…

 「女子ゴルフ・大王製紙エリエール・レディース・第3日」(16日、エリエールGC松山=パー71)

 初日から首位を守る山下美夢有(23)=加賀電子=が7バーディー、ボギーなしの64をマーク。通算19アンダーで、2位の鈴木愛、政田夢乃に4打差をつけて完全優勝での今季2勝目に王手をかけた。

 2022年から2年間守った年間女王の座は前週に竹田麗央に譲る形となったが、やはりその実力に疑う余地はなかった。2番パー4は残り150ヤードの第2打を7Iで1メートルにつけて初バーディーを奪取。5番は2メートルの難しいラインが残ったパーパットをセーブすると、勢いは加速した。7、8番はショットが1メートルについて、連続バーディー。折り返して後半も危なげなく三つ伸ばした。

 ショットの感触自体は決して満足できるものではなかったが、「ショットでついたバーディーがほとんどだったので良かった」とバーディーの内容は良かった。伸ばし合いの展開でがっちりと首位をキープ。大きなリードを持って迎える最終日に向けて「いつもと変わらずに攻めのゴルフをして、明日もしっかり伸ばせるように」と意気込んだ。