◆第41回マイルチャンピオンシップ・G1(11月17日、京都競馬場・芝1600メートル)=11月16日、栗東トレセン G1初制覇を狙うエルトンバローズ(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ディープブリランテ)はまだ暗い午前4時過ぎの坂路を軽快に駆…

◆第41回マイルチャンピオンシップ・G1(11月17日、京都競馬場・芝1600メートル)=11月16日、栗東トレセン

 G1初制覇を狙うエルトンバローズ(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ディープブリランテ)はまだ暗い午前4時過ぎの坂路を軽快に駆け上がった。騎乗した山本助手は「息遣いやストライドの伸ばし方の最終確認。動きはよかったし、しっかりとしたフットワークでした。使った上積みはある。前回も状態はよかったけど、今回はさらに少しプラスじゃないかな」と満足そうに状態のよさを伝えた。

 昨年は3歳馬ながら毎日王冠で古馬相手に勝ったが、このレースでは4着だった。「年齢を重ねたぶん、今年はパワーアップしている。勝ち切れないけど、状態はいい」と同助手。今週の坂路では53秒8―11秒7と抜群の伸び脚を見せた。2年越しの悲願へ向け、万全の状態で挑む。