国際サッカー連盟(FIFA)は14日、来年6~7月に米国で行われる新クラブW杯の優勝トロフィーを発表した。 各大陸王者が出場する従来のクラブW杯は23年大会で終了。25年大会から4年に一度の開催に変更し、出場チームが32に拡大される。 ト…

 国際サッカー連盟(FIFA)は14日、来年6~7月に米国で行われる新クラブW杯の優勝トロフィーを発表した。

 各大陸王者が出場する従来のクラブW杯は23年大会で終了。25年大会から4年に一度の開催に変更し、出場チームが32に拡大される。

 トロフィーは世界的ジュエリーブランド「ティファニー」と共同で製作。世界地図や211のFIFA加盟協会と6大陸の各連盟の名前、「このトロフィーを手にした者へ。歴史はあなたのもの」などの言葉が、13言語と点字での彫刻が施されている。優勝クラブのエンブレムを刻むスペースも用意され、トロフィーは盾から多面的な軌道構造に変形できる。

 25年大会は浦和レッズ(日本)、マンチェスターC(イングランド)、Rマドリード(スペイン)、パリSG(フランス)など各大陸の強豪が出場する。

 FIFAのインファンティノ会長は「革新的、インクルーシブ、画期的で真にグローバル。32チームでお届けする新しいクラブワールドカップのトロフィーは、この大会の要素をすべて兼ね備えています。権威があり、かつ時代を超えて愛されるものです。金色に輝くこのトロフィーは、未来へのシンボルをあらわし、過去からインスパイアを受けています」とコメントした。