「女子ゴルフ・大王製紙エリエール・レディース・第2日」(15日、エリエール松山GC=パー71) 85位から出た菅沼菜々(24)=あいおいニッセイ同和損保=は4バーディー、4ボギーで71のパープレー。通算4オーバーで予選落ちとなった。 昨季…

 「女子ゴルフ・大王製紙エリエール・レディース・第2日」(15日、エリエール松山GC=パー71)

 85位から出た菅沼菜々(24)=あいおいニッセイ同和損保=は4バーディー、4ボギーで71のパープレー。通算4オーバーで予選落ちとなった。

 昨季はツアー初優勝を含む2勝を挙げた実力者だが、今季は開幕から4戦連続予選落ちを喫するなど、シーズンを通して不振に陥り、大会前のメルセデスランキングは78位と低迷。今大会で来季シード権を手にするためには優勝が必要だったが、無念の予選落ちとなった。

 大会前から自身の調子は上向きと感じていたが、「良くなってきた部分もあったけど、あまり結果を残せなかった」と肩を落とした。苦しんだ一年間を振り返り「今シーズンはずっとつらいというか、本当にやめたくなりそうだった。でも、最後までやれて良かった」と涙。「去年2勝して、いろいろ期待はあった。でも1回も棄権とか辞めることはなかったので、最後まで諦めずやりきれた。そういう面では心も強くなるかなと思う」と気丈に語った。

 来季のレギュラーツアー出場権確保へ、11月26日からの最終QT(葛城GC宇刈C)に出場することになる。「今シーズンは4試合連続予選落ちから始まって、今回もTOTOを抜いたら4試合連続予選落ち。終わりも始まりも悪かったけど、チームのみんなと話していても感覚や見た目も良くなってきているし、自分の中のイメージもだいぶ良くなってきた。QTは頑張るしかないので、頑張ります」と前を向いた。