衝撃的な1試合3本塁打で「50-50」をやってのけた大谷。(C)Getty Images 24年もお茶の間も沸かし続けた大谷翔平。彼の送った激動の1年は同僚たちにとっても実り多きものとなった。 ドジャース移籍1年目で“世界一&r…
衝撃的な1試合3本塁打で「50-50」をやってのけた大谷。(C)Getty Images
24年もお茶の間も沸かし続けた大谷翔平。彼の送った激動の1年は同僚たちにとっても実り多きものとなった。
ドジャース移籍1年目で“世界一”となった。昨オフに10年総額7億ドル(約1015億円=当時のレート)という超巨額契約を締結した大谷は、大きな注目を集めたレギュラーシーズンで史上初となる「シーズン54本塁打、59盗塁」を達成。チームがワールドシリーズ制覇まで駆け上がったポストシーズンでは、左肩の亜脱臼という緊急事態に見舞われながら全力プレーを続けた。
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世間の関心を一身に受けた大谷。娯楽性が尽きない中で、成績を落とさなかった偉才の振る舞いを同僚も脱帽する。
米野球専門ポッドキャスト番組『The Chris Rose Rotation』に出演したドジャースの中継ぎ左腕アレックス・ベシアは、番組MCのクリス・ローズ氏から「彼と同じ時代を野球選手として生きていることをどれだけ感謝している?」と問われ、言葉を選びながらこう切り返した。
「彼が50-50をマイアミでやってのけた時、僕らは仲間たちと、『俺たちは今歴史を目撃しているんだ』って言い合ったよ。だって将来的にショウヘイのことを自分の孫に話せるんだからね。こんなことってある? だから最高って感じだね」
さらに「彼とチームメイトでいることを当然のことだと思ってはダメだ」と強調するベシアは、優し気な笑みを浮かべながらこう続けた。
「彼のことは言葉が出なくなるんだ。表現するのが難しいぐらいに凄い選手だからね。ただ、あれだけ凄いことをしながら、彼が毎日取り組んでいる仕事ぶりを見ると、世間の注目や評価に値すると思う。ショウヘイは何事も手を抜かないんだ。間違いなく本物だ」
わずか1年でスター軍団の顔となった大谷。その声価は高まる一方だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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