11月14日、サッカー日本代表が2026FIFAワールドカップアジア最終予選の第5戦・インドネシア戦に向けてゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムで練習に挑んだ。 気温が30度を超えたばかりか、高い湿度が充満した試合会場で、サッカー日本代表は公…

 11月14日、サッカー日本代表が2026FIFAワールドカップアジア最終予選の第5戦・インドネシア戦に向けてゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムで練習に挑んだ。

 気温が30度を超えたばかりか、高い湿度が充満した試合会場で、サッカー日本代表は公式練習に挑んだ。16時30分に行われた公式会見に続いて17時30分に開始された。
 報道陣がピッチに入ることが許されたのは17時20分過ぎだったが、それを前に入り口には多くのメディアが殺到。日本のメディア以上に、多くのインドネシアメディアが足を運んでいた。
 トレーニングが公開されると、そのインドネシアメディアがゴール裏をすべて埋め尽くすほどで、それぞれがスチールカメラやスマートフォンのカメラ、テレビカメラを森保ジャパンの選手に向けた。
 関係者によると、日本代表とインドネシア代表との一戦に申請したスチールカメラマンの数は日本側が21人で、インドネシア側は92人。スチールカメラマンだけの数字ではあるが、実に4.3倍もの差があるという。

■練習場にも多くのファン

 現地での森保ジャパンの人気はすさまじく、ジャカルタ市内で行われたサッカー日本代表の練習のたびに多くのファン・サポーターが駆け付けていた。それぞれの“推し”の選手のユニフォームを掲げるなど、選手へのアピールも熱を増していた。
 試合には7万8千人のサポーターが駆け付けるとされ、超アウェイの環境が想定されている。日本代表の選手それぞれも「声」が伝わらないことを想定して試合に挑むとしている。
(取材・文/中地拓也)

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