ブンデスリーガのザンクト・パウリが、X(旧ツイッター)への投稿停止を決断した。 現在25万のフォローを持つザンクト・パウリの公式アカウントだが、今後は同アカウントでの投稿は行わず、代わりにBlueskyに切り替えるという。 その決断理由につ…
ブンデスリーガのザンクト・パウリが、X(旧ツイッター)への投稿停止を決断した。
現在25万のフォローを持つザンクト・パウリの公式アカウントだが、今後は同アカウントでの投稿は行わず、代わりにBlueskyに切り替えるという。
その決断理由についてクラブは、イギリス『ガーディアン紙』が13日付けの社説で表明した理由と同様にイーロン・マスク氏が「Xをヘイトマシンに変えた」ことを挙げている。
「マスク氏がプラットフォームの旧名であるTwitterを引き継いで以来、Xをヘイトマシンに変えた。人種差別や陰謀論は妨げられることなく広まり、あるいはキュレーションさえされている。侮辱や脅迫が認められることはめったになく、表現の自由として売り込まれている」
「さらに、ドナルド・トランプ氏は選挙勝利後、マスク氏を新設機関のトップに任命すると発表した。マスク氏はすでに選挙運動中にトランプ氏を積極的に支援しており、これもXの協力を得ている。Xは連邦選挙運動でも権威主義的、厭世的、右翼過激主義的なコンテンツを推進し、世論を操作すると推測できる」
なお、ブンデスリーガ所属クラブでXからの離脱を決めたのはザンクト・パウリが初となるが、今後追随するクラブが現れるか否かは不明だ。