◆マリーゴールド「MARIGOLD Winter Wonderful Fight2024」(14日、後楽園ホール)観衆715 女子プロレスのマリーゴールドは14日、後楽園ホールで「MARIGOLD Winter Wonderful Figh…

◆マリーゴールド「MARIGOLD Winter Wonderful Fight2024」(14日、後楽園ホール)観衆715

 女子プロレスのマリーゴールドは14日、後楽園ホールで「MARIGOLD Winter Wonderful Fight2024」を開催した。

 ワールド王者・Sareeeは、この日、高橋奈七永と2度目の防衛戦が決まっていたが、高橋が今月2日の北海道・ガトーキングダム・サッポロ大会でSareeeとのタッグ前哨戦で裏投げを食らい首を負傷し欠場となった。

 タイトル戦は、12・13新宿FACE大会に延期。Sareeeは代わりに石川奈青と一騎打ちした。試合は、Sareeeが高橋の目の前で欠場に追い込んだ裏投げで石川に完勝。試合後、マイクを持ったSareeeは、石川のセコンドに付いた高橋に「これがSareeeの闘いだよ。大丈夫か?体調は」と上から目線で見下した。

 これに高橋は「いつまでも上からモノ言われるの納得いかねぇんだよ」と憤慨し「だから12月13日、このベルトは私のモノになる」と奪取を宣言した。これにSareeeは「一個提案があるんです」と切り出し「必殺技の裏投げを封印してやるよ。封印してお前にしっかり勝ってやるよ」完全に見下すと高橋は激高しつかみ合いとなり「なめんじゃねぇよ」と絶叫し「こんなバカにされたの28年のプロレス生活で初めてだよ!裏投げは食らわない。お前は私に絶対に勝てない。現実見せてやる」と突きつけた。

 裏投げ封印を約束したSareeeは、バックステージで高橋へ「つっかかってきていっつもアイツは暴力敵なんですよ」と憤慨。そして12・13新宿で「この深紅のベルトをしっかりと防衛して次につなげたいと思います」と来年1・3大田区総合体育館でのビッグマッチを見据えていた。

 

 ◆11・14後楽園全成績

 ▼スペシャル・パッションマッチ30分1本勝負

○Sareee(10分49秒、裏投げ→体固め)石川奈青●

 ▼ユナイテッド・ナショナル選手権30分1本勝負

○王者・青野未来(13分12秒、テキサス・クローバーホールド)挑戦者・翔月なつみ●

 ▼ツインスター選手権30分1本勝負

△王者組・MIRAI、桜井麻衣(30分時間切れ引き分け)挑戦者組・林下詩美、天麗皇希△

 

 ▼タッグマッチ15分1本勝負

○野崎渚、CHIAKI(11分35秒、ノアールランサーハイ→体固め)ビクトリア弓月、田中きずな●

 ▼タッグマッチ15分1本勝負

○ボジラ、マイラ・グレース(9分22秒、リバース・スプラッシュ→片エビ固め)松井珠紗●、南小桃

 ▼シングルマッチ15分1本勝負

○勇気みなみ(5分12秒、フロントフェースロック)瀬戸レア●

 ▼シングルマッチ10分1本勝負

○ハミングバード(8分16秒、マッド・スプラッシュ→片エビ固め)山田奈保●