陸上女子やり投げでパリ五輪金メダルの北口榛花(26)=JAL=が14日、都内で取材に応じた。今夏のパリ五輪で同種目日本人初の金メダルに輝いた際に放った「名言が残せなかった」というコメントが、このほど今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」にノ…
陸上女子やり投げでパリ五輪金メダルの北口榛花(26)=JAL=が14日、都内で取材に応じた。今夏のパリ五輪で同種目日本人初の金メダルに輝いた際に放った「名言が残せなかった」というコメントが、このほど今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされたが、「流行語大賞って流行(はや)った言葉がノミネートされると思っていたので、流行ってない言葉が(入ったと)、自分もニュースで見て知ったが、どうしたんだろう?というのが自分の本当の気持ち」と自虐気味に笑った。
今夏を象徴するヒロインの「名言が残せなかった」というコメントはメタ的な“名言”となったが、北口自身は想定外のノミネートに困惑した表情を浮かべつつ、「その後、同級生からLINEが来て『次から使うね』って言われたが、今から使われても、今年の流行語大賞に(選ばれるに)は遅いんじゃないかな…と思ってます」と笑いを誘った。
また、自国開催となる世界選手権東京大会(25年9月)も控える来季に向けては徐々に再始動しているといい、「料理と一緒で、強火で焼きすぎないように、自分の体を。トレーニングの強度と火加減を間違えないように、1年間じっくりコトコトやっていけたらいい」と独特の言語感覚で表現した。