サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードがマドリード郊外に展開するクラブ総合練習場にフロレンティーノ・ペレス現会長の名前を冠する動きが具体化している。スペインのスポーツ紙アスが伝えている。 情報によると、この動きは昨年のクラブ会員代…
サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードがマドリード郊外に展開するクラブ総合練習場にフロレンティーノ・ペレス現会長の名前を冠する動きが具体化している。スペインのスポーツ紙アスが伝えている。
情報によると、この動きは昨年のクラブ会員代表集会で承認されたものの、ペレス会長が慎重に進めるよう求めたため棚上げ状態になっていた。今後の見通しとしては11月24日の同会議で採決されるとみられる。
もっともマドリード市役所のウェブサイトでは名称変更が承認されることを見越して「レアル・マドリード総合練習場-フロレンティーノ・ペレス」と、いち早く表記している。
ペレス会長の名前をクラブ施設に命名する動きは2022年にもあり、この時は本拠地スタジアムへの名称変更という案が出ていた。しかしペレス会長自身が「サンティアゴ・ベルナベウの名前を変えるということは決してない。私の名前を付けたいという人たちがいるのなら、私が彼らにどこに付けるのか言う。何より私が良いと感じない」と固辞していた。
レアル・マドリードのクラブ総合練習場は2005年9月に完成。その後も拡張を重ねており、現在は120ヘクタールの敷地内に天然芝、人工芝11面のサッカーコートがあるほか、トップチームと下部組織選手の寮やバスケットボールチームが利用するパビリオンなどを備えている。