ド軍のベシアが米メディアで大谷翔平の調整について語った ドジャース・大谷翔平投手は完璧主義者――。アレックス・ベシア投手が米メディアに出演し、「とても特殊なんだ」などと大谷の繊細さを明かした。「クリス・ローズ・スポーツ」が13日(日本時間1…
ド軍のベシアが米メディアで大谷翔平の調整について語った
ドジャース・大谷翔平投手は完璧主義者――。アレックス・ベシア投手が米メディアに出演し、「とても特殊なんだ」などと大谷の繊細さを明かした。
「クリス・ローズ・スポーツ」が13日(日本時間14日)に公式X(旧ツイッター)に映像を投稿。出演したべシアは司会のクリス・ローズ氏から「彼が投げているとき、何か違いを感じた?」とブルペンで投球練習を行う大谷について聞かれた。
「そうだね、彼のウエイトルーム、それから(練習に使うカラフルな)プライオ(ボールの)ルーティン、そしてキャッチボールなど、すべてがとても特殊なんだ。彼に合わせて調整されているし、地面の使い方がとても独特。キャッチボールを終えると、後ろ足と前足が着地する場所に窪みがあって、それが毎回同じなんだよ」
投げる際の大谷の寸分狂わぬ踏み込み跡に驚いた様子だった。「それは彼が完璧主義者であるということ。毎回毎回、同じなんだ」。さらに大谷が術後、初めてのブルペンでの練習を終えた後、べシアが「どんな感じ?」と聞いたところ「久しぶりにマウンドを降りたよ」と返ってきたという。28歳左腕は「(平地と比べて)傾斜が2インチ(約5センチ)増えただけで、彼はまたそれに慣れなければならなかったんだ」と、わずか5センチの“段差”の違いをも吟味しているかのような返答に感心していた。
大谷が示した繊細な感覚についてべシアも「私も同感だ」と同調。「オフシーズンの最初の数回のブルペンはいつもとても変な感じがした。平らな地面でキャッチボールをするのとマウンドに行くのとでは違うから」と説明していた。(Full-Count編集部)