J1G大阪のFW宇佐美貴史が13日、天皇杯決勝・神戸戦(23日・国立競技場)に向けた公開トレーニング後に取材に応じた。9大会ぶりの頂点を目指し、試合まで10日間の過ごし方を「選手個々が、決勝を戦い切れるコンディションを作っていくこともそう…

 J1G大阪のFW宇佐美貴史が13日、天皇杯決勝・神戸戦(23日・国立競技場)に向けた公開トレーニング後に取材に応じた。9大会ぶりの頂点を目指し、試合まで10日間の過ごし方を「選手個々が、決勝を戦い切れるコンディションを作っていくこともそうだし、うまくいっている部分と修正しないといけない部分は両方(継続して取り組まないといけない)」と話した。

 関西勢同士の決勝戦は53年の第33回・全関学-大阪クラブ以来、71大会ぶりという歴史的快挙。「一応ダービーではあるし、関西同士で戦えるのは、同じ関西に軸を置くチームとして誇らしい。だからこそ熱い試合を見せられると思う」と意気込みを口にした。

 自身は前回優勝時と比べ「今の方が冷静」と分析。「変な高揚もないし、リラックスして、決勝でいいプレーをするために必要なことを一日一日積み重ねるだけ。それを他の選手もできるように練習の雰囲気をつくっていきたい」とチームの柱として迎える決勝戦へ、経験と自信をもって挑む。