今季のイングランドで、スロット新監督を迎えてロケット・スタートを決め、序盤戦とはいえ圧倒的な強さを見せてプレミアリーグと欧州CLグループ戦の首位を快走するリバプールが、日本代表主将MF遠藤航の売却を検討していることが13日までに明らかにな…
今季のイングランドで、スロット新監督を迎えてロケット・スタートを決め、序盤戦とはいえ圧倒的な強さを見せてプレミアリーグと欧州CLグループ戦の首位を快走するリバプールが、日本代表主将MF遠藤航の売却を検討していることが13日までに明らかになった。
英サッカーサイト「コート・オフサイド」によると、現在プレミアリーグ11試合を終えて9勝1分1敗の勝ち点「28」で、2位マンチェスターCに早くも5点差をつけたリバプールだが、1月の移籍期間で中盤の補強を敢行する構えを見せているという。
その最大の補強ポイントがアンカー。「コート・オフサイド」はアップ・グレードという表現で、スロット監督が、遠藤よりも優れたアンカーを希望していることを示唆。今季は試合終盤の守りを固めるクローザーとして起用されている日本代表主将だが、今季のリーグ戦で遠藤は未だ先発はゼロ。クロップ前監督に寵愛されたボランチの出番が激減している。
ただし、スロット監督にやや冷遇されている印象の遠藤だが、その実力に対する評価は高い。遠藤が移籍を希望すれば、一流クラブを含めてクロップ前監督が評価した日本代表MFの獲得を目指すクラブはかなりの数になるという。
果たして1月の移籍期間解禁まで、遠藤が存在感を示してリバプールのレギュラーを再び勝ち取るのか、それとも英メディアの予想通りにリバプールを去るのか。今後の年末までの動きに注目が集まりそうだ。