今季全日程終了時点で明大と勝ち点4、勝率.727で並んでいた 東京六大学野球秋季リーグは12日、14年ぶりの優勝決定戦が行われ、早大が4-0で明大に勝ち、春秋連覇を達成。リーグ最多の通算優勝回数を「48」に伸ばした。両チームは今季全日程を終…
今季全日程終了時点で明大と勝ち点4、勝率.727で並んでいた
東京六大学野球秋季リーグは12日、14年ぶりの優勝決定戦が行われ、早大が4-0で明大に勝ち、春秋連覇を達成。リーグ最多の通算優勝回数を「48」に伸ばした。両チームは今季全日程を終了し、勝ち点4、8勝3敗2分(勝率.727)で首位に並んでいた。2019年春から早大を率いている“元プロ”の小宮山悟監督にとっては、就任後3度目の天皇杯獲得となった。
早大は2回、1死二、三塁の好機に7番・中村敢晴内野手(4年)が明大先発の左腕・毛利海大投手(3年)から三遊間を破る先制適時打を放った。5回には明大2番手の左腕・千葉汐凱投手(4年)を攻めて1死満塁とし、6番の小澤周平内野手(3年)が左中間へ2点適時打。さらに8番の石郷岡大成外野手(3年)も明大3番手の右腕・山田翔太投手(4年)から左前適時打を放って、この回3点を追加した。
守っては、今季リーグ最多の6勝(1敗)を挙げたエース・伊藤樹投手(3年)が快調にスコアボードへ「0」を並べていった。
東京六大学野球では14年ぶり13度目の優勝決定戦。前回は2010年秋の11月3日に早大と慶大が対戦。早大は同年10月28日のドラフト会議で日本ハムから1位指名されたばかりの斎藤佑樹氏が先発マウンドに上がり、10-5で勝っていた。
今季の早大は、順調に勝ち点を重ね、優勝へあと1勝として最終週の慶大戦を迎えたものの、まさかの連敗を喫し優勝決定戦にもつれ込んでいた。(Full-Count編集部)