第104回全国高校ラグビー大会の岐阜県予選決勝が10日、岐阜市の長良川球技メドウであり、関商工が24―22で岐阜工を下して2年連続43度目の優勝を決めた。12月27日に東大阪市花園ラグビー場で開幕する全国大会に出場する。 関商工は前半19…

 第104回全国高校ラグビー大会の岐阜県予選決勝が10日、岐阜市の長良川球技メドウであり、関商工が24―22で岐阜工を下して2年連続43度目の優勝を決めた。12月27日に東大阪市花園ラグビー場で開幕する全国大会に出場する。

 関商工は前半19分、敵陣でのモールからナンバー8各務陽向選手のトライで先制。5点を追う後半18分にはFB渡辺仁貴選手が自陣から独走してトライし、ゴールキックも決まり逆転した。岐阜工は後半6分と9分のTB広田壮志選手の連続トライなどで一時は10点をリードしたが、競り負けた。

 関商工の吉田英生監督は「互いに知り尽くした相手で、我慢比べだった。自分たちの前に出るラグビーをやりきれた。全国では強豪に抗(あらが)い、挑戦していきたい」と語った。

 岐阜工の井川茂雄監督は「紙一重だった。よく頑張り、成長がみられた。力を出しきった良い試合だった」と話した。(高原敦)