第103回全国高校サッカー選手権徳島県大会(県サッカー協会など主催)の決勝が9日、徳島市球技場(入田町)であった。徳島市立が6―1で徳島商を破り、3年連続22回目の優勝を決めた。12月28日から東京などで開かれる全国大会に県代表として出場…
第103回全国高校サッカー選手権徳島県大会(県サッカー協会など主催)の決勝が9日、徳島市球技場(入田町)であった。徳島市立が6―1で徳島商を破り、3年連続22回目の優勝を決めた。12月28日から東京などで開かれる全国大会に県代表として出場する。
徳島市立は前半17分、クロスをMF原水智弘選手(3年)が足で合わせて先制し、1―0で前半を終えた。後半5分にも、原水選手がダイビングヘッドで2点目を決めた。試合のペースをつかんだ徳島市立はその後も得点を重ね、MF上田寛大主将(同)がPKとヘディングで2得点を挙げた。徳島商は後半28分、PKで1点を返し意地を見せた。
試合後、徳島市立の河野博幸監督は3連覇でも「試合内容には全く満足していない」と厳しい表情だった。「全国大会ではプレッシャーをかけてくるチームが多い。強豪を相手に負けないメンタルや技術を磨きたい」
上田主将は「前半は硬くなり、自分たちのサッカーができなかった。全国では2年連続1回戦負けなので、ベスト4を目指して頑張りたい」と気を引き締めた。(森直由)