第103回全国高校サッカー選手権愛知県大会は9日、刈谷市のウェーブスタジアム刈谷で決勝があった。愛工大名電が大同大大同を3―2(前半2―1)で破り、5年ぶり2度目の優勝を決め、12月28日開幕の全国大会に出場する。 愛工大名電は序盤に主導…
第103回全国高校サッカー選手権愛知県大会は9日、刈谷市のウェーブスタジアム刈谷で決勝があった。愛工大名電が大同大大同を3―2(前半2―1)で破り、5年ぶり2度目の優勝を決め、12月28日開幕の全国大会に出場する。
愛工大名電は序盤に主導権を握った。準決勝までの5試合を無失点で勝ち上がってきた堅守の大同大大同に対し、左サイドからの攻撃を軸にして、前半5分と24分にMF江川敦哉選手(3年)が得点。その後1点差に迫られたが、後半27分にMF蒲地壮汰選手(3年)がPKを決めて広げたリードを最後まで守り切った。
チームは全国大会初勝利をめざす。蒲地選手の双子の兄で、主将のDF蒲地陽汰選手は「全国で勝つのが目標。ベスト8まで行けるように力を上げていきたい」と誓った。(辻健治)