第103回全国高校サッカー選手権大会の岐阜県大会決勝が9日、岐阜市の長良川競技場であり、帝京大可児が4―2で中京を破って6年連続11度目の優勝を果たした。12月28日から東京・国立競技場などで開かれる全国大会に出場する。 帝京大可児は前半…

 第103回全国高校サッカー選手権大会の岐阜県大会決勝が9日、岐阜市の長良川競技場であり、帝京大可児が4―2で中京を破って6年連続11度目の優勝を果たした。12月28日から東京・国立競技場などで開かれる全国大会に出場する。

 帝京大可児は前半9分、クロスに合わせたMF明石望来選手のヘディングで先制。MF五十嵐瑛人選手の2ゴールなど自慢の攻撃力を発揮した。中京も後半29分にMF岩下響選手、同33分にFW上杉倖芽選手が得点して追い上げたが、及ばなかった。

 帝京大可児の加藤隆成主将(FW)は「このチームは勝てると信じていた。全国では1試合1試合に集中して貪欲(どんよく)にゴールを目指し、優勝したい」と語った。仲井正剛監督は「緊張感がある中で逃げ切り、勝って課題に取り組むことが大事で、評価できる。日本一を目指したい」と話した。(高原敦)