支配下復帰を目指す楽天西口直人投手(27)が、先発挑戦に意欲を示した。昨年9月に右肘をトミー・ジョン手術。今季は支配下から育成契約となり、リハビリに励んできた。9月27日のイースタン・リーグ西武戦で1年1カ月ぶりに実戦復帰。10月のみやざき…
支配下復帰を目指す楽天西口直人投手(27)が、先発挑戦に意欲を示した。
昨年9月に右肘をトミー・ジョン手術。今季は支配下から育成契約となり、リハビリに励んできた。9月27日のイースタン・リーグ西武戦で1年1カ月ぶりに実戦復帰。10月のみやざきフェニックス・リーグでも登板し、2シーズンぶりの支配下登録へ順調に段階を踏んでいる。「やっぱり先発に挑戦したいというのもありますし、長いイニングを投げられるピッチャーになりたいと思ってリハビリもしてきました」と語った。
4日に行われた紅白戦では、術後初めて本拠地の楽天モバイルパークで登板。白組の先発を担い、1回を無失点に抑えた。「久しぶりでしたけど、結構、(ファンから)拍手とかいただいて。最初、ちょっとふわふわしましたけど、ランナーが二塁に行ったぐらいから自分の中で落ち着いた感じかなと。最終的には0で帰ってこられて良かったです」と振り返った。
甲賀健康医療専門学校から16年ドラフト10位で入団した。18年9月30日オリックス戦で初登板初先発し、21年にも1試合先発を経験したが、通算121登板のうち119試合がリリーフ起用だ。「やっぱり先発をやりたいという気持ちはありますけど、チームのために投げられるんだったら自分はもうどこでも投げられるっていう気持ちはある。アピールできるところでしっかりアピールしていきたいです」と意気込んだ。