ソニー生命カップ第46回全国レディーステニス大会の富山県代表が、12日から東京・有明テニスの森公園で開かれる全国大会に向け、練習に励んでいる。実戦を意識し、近づく「本番」に備えている。 10月中旬、富山市であった強化練習会。県大会で1~4…

 ソニー生命カップ第46回全国レディーステニス大会の富山県代表が、12日から東京・有明テニスの森公園で開かれる全国大会に向け、練習に励んでいる。実戦を意識し、近づく「本番」に備えている。

 10月中旬、富山市であった強化練習会。県大会で1~4位になったペアがボールを追っていた。村田あゆみ監督によると、県大会から全国大会までの約2カ月間は2人の息がより合うようになる、いわば「ペア力」が向上する時期という。3回の練習会で課題を確認、修正する。

 1位の小川梨佳・上山陽子ペアは県大会を連覇し2年連続の全国大会。小川さんは「昨年も悪くはなかったが、今年は経験を生かしてがんばりたい」、上山さんは「昨年より質の高いプレーを。何よりみんなで楽しみたい」と意気込む。

 2位ペアの飛弾野朋子さんは「若者に負けないよう体をケアして臨みたい」、羽倉優子さんは「引き出しを多く持って相手を攻めたい」。

 3位ペアは2人とも初の全国出場。小野あゆみさんは「プレッシャーはあるけれど富山の勝利に貢献できれば」、河村靖子さんは「自分のプレーができるよう集中したい」と話した。

 4位ペアは1~3位ペアメンバーが病気などで出場できない時に備える。高松由香理さんは「もっと練習が必要と痛感した。来年は1~3位ペアの中に入りたい」と振り返った。(角谷陽子)