DeNAの東克樹投手が7日、自身のインスタグラムを更新し、10月12日のCSファーストS第1戦の阪神戦で左ハムストリングを肉離れする重傷を負ってから10日後に行ったブルペン投球の映像を投稿した。 セットポジションからの第1球は、右打者の手…
DeNAの東克樹投手が7日、自身のインスタグラムを更新し、10月12日のCSファーストS第1戦の阪神戦で左ハムストリングを肉離れする重傷を負ってから10日後に行ったブルペン投球の映像を投稿した。
セットポジションからの第1球は、右打者の手元寸前で鋭く内角に食い込むスライダーで、曲がり始めの遅さと同時に、クイッと内角をエグる軌道が左腕を支える武器であることを雄弁に語っている。また、マウンド横に球速、回転数、軌道などを示す画面を覗き込むと、自分で「オッ」と驚きながら納得する姿が映し出されている。
第2球は直球を投げ込むと宣言しているが、これも打者の手元付近で浮き上がるような軌道を描いており、捕手のミットが心地いい捕球音を奏でている。
東は「ちなみに、これは肉離れから10日後のブルペン」とし、「意外と投げられてる」とつづった。
左腕は本拠地で連敗を喫して迎えた日本シリーズ第3戦に先発し、7回1失点の好投でチームにシリーズ初勝利を呼び込み、そこからの4連勝で日本一へ駆け上がる原動力となった。
ネットでは「奇跡的な回復力」「これがDeNAの日本一を引き寄せた理由だ」「凄い!」「かっこよすぎ」「これがプロなのか」といった感想が集まっている。