日本協会は7日、26年北中米W杯アジア最終予選インドネシア戦(15日)、中国戦(19日、ともにアウェー)に臨む日本代表メンバー27人を発表した。*  *  * FW古橋亨梧が23年10月以来、約1年ぶりの復帰となった。負傷のFW上田綺世が…

 日本協会は7日、26年北中米W杯アジア最終予選インドネシア戦(15日)、中国戦(19日、ともにアウェー)に臨む日本代表メンバー27人を発表した。

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 FW古橋亨梧が23年10月以来、約1年ぶりの復帰となった。負傷のFW上田綺世が選外となったことを受けての招集となる。

 千葉市内で会見した森保一監督は「毎試合、映像を通して確認をしていた」と明かし、「私が言うまでもなく、彼はセルティック、ヨーロッパで結果を残し、チームを勝たせ、存在感のあるプレーをしている。けがの上田の代わりということも考えられるかもしれないが、代わりではなく、普段から選手を見ている中で選ぶべき選手だということで選ばせていただいた」と語った。

 クロスを点で合わせるプレー、決定力を武器とする古橋だが、これまでは戦術にフィットせず、代表定着ができなかった。指揮官は「彼の特長はゴール前でピンポイントで合わせて、ゴールを奪いきる、仕留めること。まずは彼のゴール前での良さを出してもらいたい」としつつ、「(セルティックで)前線の起点となって、もう一度ゴールに侵入していくことが確認できている」と話し、FWとしてのプレーの幅が広がっていることを強調。「起点になる部分、前線からの守備は、セルティックでやっていることを生かしてもらえればいいし、生かせるようにチームとしてもいい準備をしたい」と語った。

 メンバーは以下の通り。

【GK】大迫敬介(広島)、谷晃生(町田)、鈴木彩艶(パルマ)

【DF】長友佑都(FC東京)、谷口彰悟(シントトロイデン)、板倉滉(ボルシアMG)、町田浩樹(サンジロワーズ)、橋岡大樹(ルートン)、瀬古歩夢(グラスホッパー)、菅原由勢(サウサンプトン)、高井幸大(川崎)

【MF/FW】遠藤航(リバプール)、伊東純也(Sランス)、南野拓実(モナコ)、古橋亨梧(セルティック)、守田英正(スポルティング)、大橋祐紀(ブラックバーン)、鎌田大地(クリスタルパレス)、三笘薫(ブライトン)、小川航基(NEC)、前田大然(セルティック)、旗手怜央(セルティック)、堂安律(フライブルク)、田中碧(デュッセルドルフ)、中村敬斗(Sランス)、久保建英(Rソシエダード)、藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)