ニューヨーク・ポスト電子版は6日(日本時間7日)、今オフ最大のFA選手、前ヤンキースのフアン・ソト外野手に7球団が接触したと伝えた。 同紙によると、獲得に動いているのはヤンキース、メッツ、ドジャース、ブルージェイズ、レッドソックス、ジャイ…

 ニューヨーク・ポスト電子版は6日(日本時間7日)、今オフ最大のFA選手、前ヤンキースのフアン・ソト外野手に7球団が接触したと伝えた。

 同紙によると、獲得に動いているのはヤンキース、メッツ、ドジャース、ブルージェイズ、レッドソックス、ジャイアンツ、レイズの7球団。昨オフに大谷がドジャースと結んだ総額7億ドル(約1050億円)に迫る超大型契約が予想されるなか、メジャーを代表するスモールマーケットのレイズが含まれていることに「大きな驚き」と記している。

 各球団の状況についても記述。昨オフにパドレスからトレードで移籍し、好成績を残したヤンキースは「ソトはブロンクスでのシーズンを満喫したようで利点だらけだ。しかし、白紙の小切手を渡すようなチームではない」と交渉の難航を予想。大谷、ベッツ、フリーマンのMVPトリオと超大型契約を結んでいるドジャースに関しては「FAになったスーパースターにはことごとく動いているので、興味を持っても驚かない。ただ、(22、23年にパドレスでプレーした)ソトがまた西海岸に戻るだろうか?」と懐疑的な見方を示している。

 メジャー屈指の富豪スティーブ・コーエン氏がオーナーを務めるメッツについては「ソトを狙っており、チームの向上と、勝利のために金を惜しまないコーエン・オーナーの気前の良さのおかげで主要な選手になるはずだ。(ヤンキースにとっては)最大の脅威」と、移籍先有力候補であることを示唆。また、ブルージェイズを「ヤンキースがメッツに次ぐ障害と見ている」と記した。