【徳島】10月に佐賀県で開かれた国民スポーツ大会(国スポ)などで、好成績を残した鳴門渦潮高校(鳴門市)の陸上競技部の生徒3人が5日、鳴門市役所を表敬訪問した。山崎りりやさん(3年)は少年女子共通三段跳びで13メートル03の成績を残し、20…

 【徳島】10月に佐賀県で開かれた国民スポーツ大会(国スポ)などで、好成績を残した鳴門渦潮高校(鳴門市)の陸上競技部の生徒3人が5日、鳴門市役所を表敬訪問した。山崎りりやさん(3年)は少年女子共通三段跳びで13メートル03の成績を残し、20歳未満の日本新記録、高校新記録で優勝した。

 山崎さんは兵庫県洲本市在住で、淡路島からバスで通学している。陸上は中学時代に本格的に始め、高校では走り幅跳びをしてきたが、藤川健司監督の勧めで昨秋から三段跳びも始めた。来春には大学に進学予定で、「まずは大学生で1位になり、新記録を出したい。2028年のロサンゼルス五輪も目指します」と抱負を語った。

 日比生壮太さん(3年)は国スポの成年少年男女混合1600メートルリレーに出場し、6位入賞。大学に進む予定で、「400メートルで全国8位以内を目指したい」と意気込んだ。

 古林凛乃さん(2年)は10月に三重県で開かれたジュニアオリンピックカップの18歳未満の女子三段跳びに出場。12メートル32で3位入賞を果たした。「3年生になったら、全国優勝を目標にしたい」と話した。(森直由)