J1ジュビロ磐田は9日、ホームでG大阪と対戦する。新人のMF植村洋斗(23)がG大阪・遠藤保仁コーチ(44)をうならせるプレーで2試合ぶりの白星を呼ぶ。 同コーチは20年途中から引退した23年まで磐田に所属。昨季植村は正式入団前だったが特…
J1ジュビロ磐田は9日、ホームでG大阪と対戦する。新人のMF植村洋斗(23)がG大阪・遠藤保仁コーチ(44)をうならせるプレーで2試合ぶりの白星を呼ぶ。
同コーチは20年途中から引退した23年まで磐田に所属。昨季植村は正式入団前だったが特別指定選手としてルヴァン杯に出場し練習にも参加しており面識はある。ボランチの大先輩に憧れを抱き、同コーチの退団で空席となった背番号50には自ら手を挙げたほど。「そういう人の前で、チームのために勝てれば」と気合を入れた。
今季は右サイドバックを主戦場としてきたが、前節の神戸戦(0●2)は本職のボランチで先発。前半は無失点で終え「上に行くにはあの強度が基準になる」と収穫もあった。磐田は今節から3連敗すると他クラブの結果にかかわらず降格が決定。死に物狂いで勝ち点3を積むしかない。ルーキーは「重圧の中で本来のパフォーマンスを出せれば成長できる」と自分に言い聞かせるようにうなずいた。(武藤 瑞基)