23歳の若手選手が見せた野球IQが高すぎる“神走塁”に、スタジオが大盛り上がりとなった。本来であれば二塁には行けないような当たりだったが、守備妨害が取られる形を意図的に作り出し“二塁打”となる一幕があった。【映像】わざと?あえて?“神走塁…
23歳の若手選手が見せた野球IQが高すぎる“神走塁”に、スタジオが大盛り上がりとなった。本来であれば二塁には行けないような当たりだったが、守備妨害が取られる形を意図的に作り出し“二塁打”となる一幕があった。
11月3日の『ABEMAスポーツタイム』では、大谷翔平投手が所属するドジャースのワールドシリーズ制覇を記念して、MLBのポストシーズン総集編を放送。ゲスト出演した杉谷拳士氏が独自の視点で注目シーンをピックアップした。
杉谷氏が選んだシーンは『野球IQ高すぎ!「神走塁」』だ。リーグチャンピオンシップシリーズのヤンキース対ガーディアンズで見せたブライアン・ロキオ内野手(クリーブランド・ガーディアンズ)の走塁を取り上げた。
ロキオはファースト強襲のヒットを放つと、打球はライトの前に転々と転がる。二塁に行くには微妙な状況の中、飛び出してしまったロキオは戻りきれずアウトになったかと思われた。
しかし別角度の映像で確認すると、ロキオが二塁を目指して走る際に、ベースカバーに入った相手投手と交錯。さらに帰塁する際にも再びぶつかったことで、ロキオは塁審にすぐさまアピールした。結果的にこのシーンは走塁妨害となり、ロキオはテイクワンベースで二塁に進んだ。
杉谷氏は「本来なら二塁に行けないような打球。相手を見てわざと当たって、帰りももう一度当たって走塁妨害を取る頭脳的なプレー。しっかり確認して当たってますね」とコメント。ロキオの頭脳的なプレーが生み出した“二塁打”を紹介した。
相手選手に二度もぶつかることから心配の声も上がったものの、番組MCの川﨑宗則氏は「めちゃくちゃアリ。これはやらないといけないプレー」と強調。「このポストシーズンで、23歳でこの冷静さ。一塁回る前からここにいる、『ワンチャンこれを使おう』という機転は素晴らしい」とコメントし、杉谷氏と同様にロキオの神走塁を称賛した。
(ABEMAスポーツタイム)