プロ野球ドラフト会議で西濃運輸の吉田聖弥投手を2位指名した中日の松永幸男スカウト部長らが5日、岐阜県大垣市の同社へ指名のあいさつに訪れた。スカウト陣からあいさつを受けた吉田投手は「この日が待ち遠しかった。実感がわいてきた」と笑顔を見せた。…
プロ野球ドラフト会議で西濃運輸の吉田聖弥投手を2位指名した中日の松永幸男スカウト部長らが5日、岐阜県大垣市の同社へ指名のあいさつに訪れた。スカウト陣からあいさつを受けた吉田投手は「この日が待ち遠しかった。実感がわいてきた」と笑顔を見せた。
小学2年生の時に観戦して、野球を始めるきっかけになった同じ左腕で元ソフトバンク・巨人の杉内俊哉投手が目標という。「140キロの直球でも空振りがとれる、投球術を磨きたい」と話した。
松永スカウト部長は「ドラフト1位で指名されるのではないかと、冷や冷やした。2位で指名できたのは、ラッキーだった」と今年のドラフトをふり返る。吉田投手について、「ひじが柔らかい無駄のないフォームが素晴らしい。まずはけがをしないように体づくりをして、プロに慣れてほしい。最終的には日本を代表する投手に」と期待を寄せた。(連勝一郎)