第77回全国高校バスケットボール選手権宮崎県予選の男女決勝が4日、都城市の早水公園体育文化センターであった。男子は延岡学園が30年ぶりの優勝をめざした宮崎工を77―76と終了間際の逆転で下して2年連続16回目、女子は小林が97―75で延岡…
第77回全国高校バスケットボール選手権宮崎県予選の男女決勝が4日、都城市の早水公園体育文化センターであった。男子は延岡学園が30年ぶりの優勝をめざした宮崎工を77―76と終了間際の逆転で下して2年連続16回目、女子は小林が97―75で延岡学園を退け、16年連続41回目の優勝を果たした。
男子の延岡学園は第1クオーター(Q)で27―11とリードしたが、第2Qに入ると宮崎工の3点シュートが決まり、第3Q途中からはリードされる展開。しかし、終了間際、大津山晃崇選手(3年)が相手ボールを奪い、シュートを決めて逆転勝ちした。楠元龍水監督は「宮工のやりたいバスケをやられた。よく我慢した」と選手の踏ん張りを評価した。大津山選手は「日本一応援されるチームの目標へ、スタートラインに立てた」と語った。
女子は、小林が厳しい守備と正確なミドルシュートで点差を広げた。橘裕監督は「リバウンドを拾うことを選手が徹底してくれた」。工藤吏紗主将(3年)は「日本一早いバスケを展開して、日本一をとりたい」と話した。
両校は12月23日に東京都で開幕する全国大会に出場する。(中島健)