関西学生アメフト1部の関学大は5日、最終節の立命大戦(10日・万博記念競技場)へ向けて練習を公開した。開幕6連勝で、すでに6大会連続61回目のリーグ優勝は決定。昨季は立命大、関大との同率Vに甘んじており、今季は1敗で2位につける立命大を制…
関西学生アメフト1部の関学大は5日、最終節の立命大戦(10日・万博記念競技場)へ向けて練習を公開した。開幕6連勝で、すでに6大会連続61回目のリーグ優勝は決定。昨季は立命大、関大との同率Vに甘んじており、今季は1敗で2位につける立命大を制しての2季ぶりの単独Vがかかる。
カギを握るのは、前節もエースQB・星野秀太(3年)=足立学園=の負傷直後に代役として出場した弟のQB・太吾(だいご、1年)=同=だ。大村和輝監督(53)が「1年生のQBでは見たことないレベル」と絶賛する逸材。兄が出場した昨年の関立戦を観客席で観戦したというルーキーは「両校の緊張感や気迫を肌で感じた。同じ舞台で戦えることが楽しみ」と胸を躍らせた。「冷静にプレーするのが僕の強み。腹をくくってやり切る」。全勝Vを成し遂げ、全日本大学選手権(9日~)に乗り込む。(森口 登生)