「オリックス秋季キャンプ」(5日、高知) オリックスは5日、高知県高知市のINOUE東部スポーツパーク野球場で秋季キャンプを始動した。岸田護新監督(43)は投手陣に対し「気持ちいいピッチングばかりではダメ」と、頭を使ってブルペンで投球練習…
「オリックス秋季キャンプ」(5日、高知)
オリックスは5日、高知県高知市のINOUE東部スポーツパーク野球場で秋季キャンプを始動した。岸田護新監督(43)は投手陣に対し「気持ちいいピッチングばかりではダメ」と、頭を使ってブルペンで投球練習することを求めた。
具体的には、一定のテンポで次々と投げ込むのではなく「テンポを早くしたり、(間合いを長く使った球の)長持ちやクイックでの(球の)早持ちとかね」と状況、走者などを想定しながら投げることが必要と語った。
自身も投手として、14年間現役生活を送ったからこそ、工夫を凝らして投げることの重要性を理解する。「それは経験になってくると思う。学びながら投げていると思いますし、そうしたら自分で考えてピッチングするようになってくると思う」と次世代の投手の成長を後押ししたい考えだ。
キャンプ初日を終え、「みんなやる気になって、目の色を変えてやってくれていると思います」と新監督は語気を強めた。リーグ5位からの巻き返しへ動き出した新チーム。実りある秋とする。