「ACLE東地区1次リーグ、川崎3-1上海海港」(5日、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu) 川崎がACLEでの連敗を2で止め、東地区1次リーグの成績を2勝2敗として6位に浮上した。 前半12分に左サイドをDF三浦が持ち…

 「ACLE東地区1次リーグ、川崎3-1上海海港」(5日、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)

 川崎がACLEでの連敗を2で止め、東地区1次リーグの成績を2勝2敗として6位に浮上した。

 前半12分に左サイドをDF三浦が持ち込みクロスを上げると、最後はゴール前のこぼれ球をFW家長が右足で押し込み先制。その1分後にはFWエリソンのシュートをGKがブロックしたところを、MF瀬川が右足で決めて追加点を奪った。

 さらに前半33分にはエリソンのパスから、DFファンウェルメスケルケンが右足を振り抜いてのゴールで3点目。後半38分に上海海港に1点を返され、さらに後半追加タイムで退場者を出して10人となるがリードを守り切った。

 鬼木監督が今季限りでの退任を発表後の初勝利。「やっぱり結果の世界。退任を発表した後に勝てないというのは心苦しかった。熱量を持ってやっていても勝てない試合が続いていたので。本当に今日の勝利はうれしい」と喜びを語った。

 これまで、自身も強い思いを持って挑んできた大会だけに「特にこのACLに関しては、本当に良い形で来年につなげていかなきゃという、自分の中で使命感があった」という。「昨日、今日のミーティングで選手にそういう思いを伝えていた中での今日の勝利。それがスタートから表れた」と手応えを口にしていた。