「ウェイキーカップ・G1」(5日、多摩川) 吉田拡郎(42)=岡山・90期・A1=がインから逃げて快勝。23年6月の蒲郡周年以来となるG1通算5回目の優勝を果たし、優勝賞金1200万円を獲得した。今年は5回目、通算では59回目で当地は初V…
「ウェイキーカップ・G1」(5日、多摩川)
吉田拡郎(42)=岡山・90期・A1=がインから逃げて快勝。23年6月の蒲郡周年以来となるG1通算5回目の優勝を果たし、優勝賞金1200万円を獲得した。今年は5回目、通算では59回目で当地は初Vとなった。2着には関浩哉(群馬)、3着には池田浩二(愛知)が入った。
優勝戦1号艇を手にした吉田拡が、きっちり仕事をこなした。インからコンマ13の的確スタートを決めると1M先制。強力パワーを味方に逃げ切った。「上出来ですね。1Mはいいハンドルが入ってないけど、このエンジンなら大丈夫と思った」とVに導いた相棒に感謝した。
多摩川ではこれまで勝ち切れないレースが続いたが、5回目の優出で当地初V。それもG1で達成した。「多摩川のいいイメージになったと言うよりも、52号機が好きになりましたね」と言葉を巧みに使う“拡郎らしい”表現で喜びを語った。
10月の秩父宮妃記念杯・G2(びわこ)に続いてグレード制覇と勢いは加速するばかり。「上半期は全然ダメだったが、下半期は5カ月連続V。まだ自分もできるなって思った」と笑顔。次走は9日からSG初制覇した舞台のまるがめ。G1連続Vへ華麗なハンドルさばきを披露する。