11月5日(現地時間4日)。サンアントニオ・スパーズは、敵地インテュイット・ドームでロサンゼルス・クリッパーズ相手に第1クォ…

 11月5日(現地時間4日)。サンアントニオ・スパーズは、敵地インテュイット・ドームでロサンゼルス・クリッパーズ相手に第1クォーター終了時点で大量26点のリード(40-14)を手にした。

 だが23得点3スティールをマークしたノーマン・パウエル、21得点6リバウンドを残したアミア・コフィーらが活躍したクリッパーズの反撃に応戦しきれず、最終スコア104-113で敗れて今シーズンの戦績をウェスタン・カンファレンス12位の3勝4敗とした。

 敗れたスパーズは連勝が2でストップ。現在はグレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)が健康上の理由のためチームを離脱し、アシスタントコーチ(AC)のミッチ・ジョンソンが暫定HCを務めている。

 そうした中、新加入のクリス・ポールはクリッパーズ戦で約34分プレーして14得点6リバウンド10アシスト2スティールをマーク。39歳の先発ポイントガード(PG)は、開幕から全7試合に出場しており、最初の2戦こそ3得点に終わったものの、翌3戦目から2ケタ得点を記録し、3試合連続で得点とアシストを2ケタに乗せて“ダブルダブル”を残している。

 今シーズンのNBAではロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズ(フォワード)がキャリア22シーズン目をプレーしている。これはビンス・カーター(元トロント・ラプターズほか/ウイング)と並んでNBA歴代最長タイとなる。

 ただ、キャリア20シーズン目でもスターターで司令塔を務めるポールも特筆に値する。これまで20シーズン以上をプレーしてきた選手は、パワーフォワードやセンターといったビッグマンたちが半数以上を占めてきた。

 そのうち、ガードでは198センチ96キロのコービー・ブライアント(元レイカーズ)、196センチ83キロのジャマール・クロフォード(元クリッパーズほか)が20シーズンをプレーしてきたのだが、クロフォードの20年目はブルックリン・ネッツで1試合のみの出場だった。

 一方、183センチ79キロのスモールガードながら、ポールは今シーズンも全7試合へ出場して平均29.8分12.0得点4.3リバウンド8.9アシスト1.1スティールにフィールドゴール成功率50.8パーセント、3ポイントシュート成功率43.2パーセント(平均2.3本成功)と、見事な数字を残していると言っていいはずだ。

【動画】クリッパーズ戦でダブルダブルをマークしたポールのハイライト!